アメリカ・オレゴン州からおかえりなさい!
中学生にあがる直前の春休みを利用して、約10日間のホームステイプログラムに参加したT君。
掲載許可をいただいたので、写真を一部紹介します☆
彼が訪れたオレゴン州とは?
場所はコチラ。カリフォルニアのうえ!
天候は雨の日が多いようですが、
いろいろなナンバーワンを持っている魅力あふれる州です。
治安や食生活、自然などの環境もとても良いことから
アメリカ人の選ぶ住みたい街ナンバーワンにも選ばれています。
コーヒーがおいしい街ナンバーワンだとか。飲んでみたい!
そしてそして、消費税が無いので、さらに驚きです。
(アメリカでは、州によって税率が異なります。)
http://us.bloomsfun.com/240302102912398280403602731246.html
お出かけの際は、税率なんかも要チェックですね。
車線が多くて、アメリカという国の大きさにさぞ驚いたことでしょう。
カリフォルニアに日本の本州がすっぽり入ってしまうほどの大きさです。
この規模ですから、日本とアメリカというそれぞれの国を、単純に比較するのには限界がありますよね。
州が税率を決める権限を持っていたりして、地方自治しているのも納得。
信号も縦並び。
プログラムの一環で、地元の小学校を訪れて学校見学や交流をしたり、
州議会議事堂を訪れたり。
現地の子供達との交流会では、自己紹介したり、日本の文化を紹介したり。
NBAの試合も観戦!オレゴン州のトレイルブレイザーズというホームチームを応援!
出発前、T君のお父さんの方がすごく行きたがっていましたので、
ぜひ近い未来、T君の案内で親子観戦実現させてください。
NBAの選手カード。1袋4枚入り。何が出るかはお楽しみ♪
さて、航先の一般家庭に滞在し、その国のリアルな生活を肌で体験できるのがホームステイ。場合によってはステイ先の家族や子どもと出かけたり遊んだりして触れ合う機会もあります。
普段のスーパーへの買い物でさえ、ところ変わればわくわくドキドキ。
ホストファザーの背中を追いながら、まわりをきょろきょろ。
国もでかいけど、モノもでかい。
スプレーや洗剤なんかも、ドラえもんのビッグライトでそのまま大きくした感じ。
若干使いづらそうではあるけれど、おもしろいですね。
モノだけでなく、お店じたいでっかい。
店の奥に何が並んでいるんだろう。。。
遠すぎてわからなくて、双眼鏡でもほしいほど。
ゴーカートのような芝刈り機。
よく海外のホームドラマなんかで芝を刈ってるシーンに出てくるアレです。
これはアメリカで定番のバーベキューグリル。$334 (約35,000円)
ちなみに原付バイクよりも大きかったりするので、保管にかなり場所取ります。
日本でも山やビーチ、庭でわいわいバーベキューが夏の定番としてお馴染みですが、
肉を焼く道具と言えば、こんな感じをイメージする人が多いのではないでしょうか。
あとは七輪とか。
日本でいうバーベキューとアメリカでいうバーベキューって、実は違うんです。
そのお話はまた違う機会に。
日本でも増えてきたセルフレジ。
心に残ったことを尋ねると、ホストファザーのクラシックカーに乗って、一緒にドライブしたことだと、目をきらきらさせて教えてくれました。
T君ももともと乗り物が大好きなので、意気投合したようです。ホストファザーによってピカピカに手入れされた大型バイクにも乗せてもらい、大興奮。
ご縁に恵まれたようで本当によかったです。
親元を離れ、異国で普段と勝手の違う生活、人間、自然、道路、言語、建物、湿度、天気。
12才の彼は、何を見て何を思ったのでしょうか。
本人以外は知るすべがありません。
写真付きでほんの一部、紹介させてもらいましたが、実際にその景色を自分の目で見たり、触ったりすることから、感じること、学べることの量は、想像以上に差があります。
インターネットやVRなどの技術が発達すればするほど、自分自身が実際に経験することの尊さを、もっと多くの人に強く感じてほしいなあと思います。
今回のホームステイは、T君にとって、英語を「知識」としてだけではなく「言語」「道具」として再認識する、非常にいい機会になったのではないでしょうか。
このような貴重な体験は、棚ボタ的に手に入れたものではなく、これまでに本人がひとつひとつの小さな課題に取り組んだ結果だと思います。また、自分以外の人が熱心にお膳立てしてくれたおかげです。
金銭面ももちろんですが、パスポートの準備や荷造り、プログラム選び、普段のレッスンの送迎やサポートなど、おうちの人が熱心に働きかけして、背中を押してくれたからこそ、実現しました。
本人がこの一年ぼーっと、なんとなく過ごしていたらどうだったでしょうか。おうちの人が自分でアンテナを張ったり、お子さんの様子に関心を持たずに、預けっきり、任せっきりにしていたらどうだったでしょうか。どれが欠けても、きっと今回のようなめぐり合わせはめぐってこなかったでしょう。
今はまだ難しいと思いますが、貴重な体験をすることができた境遇の稀有さ、有難さを、大人になって感じてくれることを信じています。
英語うんぬんに関係なく、普段目の前にあることに真摯に取り組むことが無くては、結局、大きな成果にはつながりません。もしもまた、素敵なこと、素敵なひとを自分に引き寄せたかったら、その日その日のことを自分が労力を割いて丁寧にこなす以外にありません。
実体験や経験に基づくメッセージは心を打ちます。
「 自身の経験に勝る財産はない」
その言葉の力強さと重みを感じて、学校生活や普段のレッスンに励んでくれたらなあと思います。
☆☆追記☆☆ What a small world it is!!!
先日たまたま観ていた極タウンという番組に、「森の中の飛行機に住みついたという男性」というのをやってました。その場所がオレゴンだったので、ついこないだT君が行ったとこじゃないか~と、観ていました。
元エンジニアのブルースさんは、買い取った飛行機まるまる一機、日々DIYで改造しながら、まるで秘密基地で暮らしているような生活をしています。
持ち物や話しぶりから、日本ダイスキ!感満載だなあと思っていたら、その男性、一年の半分は、日本で暮らしているとのことでした。どおりで!
話が進むうちに、宮崎出身のシンガーソングライターさんを呼んでその飛行機の羽の上でリサイタルを開いたそうで、そこで、お!宮崎出身!となんだかうれしくなり、
その後ナレーションで、年の半分は日本の、なんと宮崎の、なんとなんと高鍋町のアパートで生活していると流れてきたので、またまたびっくり。目と鼻の先じゃないですか!
いてもたってもおれず、さっそくその旨T君家族にご連絡。ご縁があるといいですね!
ブルースさんは、2機目の飛行機購入を検討中で、しかも2機目は日本に置きたい!という夢が!!!こっちまでわくわくしてきました☆彡
英語を本当に真剣に学びたい!もっともっと知りたい!深めたい!!
そういう衝動に駆られる子ども達がもっともっと増えますように。
日本の英語教育を宮崎から変えていく
研究会・講演会に行ってきました!
なんと、あの、山下佳世子先生が宮崎大学にいらっしゃいました。
こんなに貴重な時間を過ごせたこと、多忙を極める先生に宮崎に来ていただくための働きかけをしていただいた方々やご縁をつないでいただいた方々に本当に感謝しています。
新鮮な話をたくさん聞くことができて、感無量です。
得た情報や感じたことを少しでも今ご縁のある生徒や保護者の方に還元できるように頑張ろう!と身の引き締まる思いでした。
また、県内で子ども達のことを想って熱心に活動する先生方がいらっしゃるのかと、勝手に非常に心強く思いました。
ほんの一部をご紹介。午後の部についても後日追記します。
☆午前の部、イギリスの教育事情より
日本では、小学1年生から中学3年生までの9年間が義務教育ですが、イギリスでは2年より長い5歳から16歳まで。
日本では、1年ごとに指導要領が決まっていますが、イギリスは、2~3年をひとまとめにした”キー・ステージ”と呼ばれる段階ごとに、内容が定められています。
キー・ステージ1 5~7歳
キー・ステージ2 8~11歳
キー・ステージ3 12~14歳
キー・ステージ4 15~16歳
他年齢の子ども達と一緒に勉強します。
どんな風に???そんなの可能なの???
可能にするシステムや学校形態がありました。
まず、教える側は分担制・チームでマネージメントしているということ。
TA(teacher's assistant)と呼ばれる先生のアシスタントが居て、
コピーを取りや、テストの丸付けをするそうです。
集金などは事務の人が行い、主要になる先生は、このシステムのおかげで教えることや教材研究に集中できるという利点があります。
2,3学年をひとまとめにした教室では、習熟度別でグループを作り、ターゲットに対してそれぞれのレベルに応じたアプローチをするそうです。
TAも教室の中を歩いて回り子ども達に目を配ります。
また、たとえば算数で習う掛け算九九、日本では2年生時の1年間をかけて学習、マスターしますが、イギリスでは2,3年をかけて学習します。
歴史も、日本では年号や人の名前、出来事などの「暗記」科目であることに対して、イギリスでは「考える」科目。
その他の日本にあって、イギリスにほとんどないもの
※もちろんある学校もあります。
・減点式ではなく加点式評価
・宿題
・朝の会、帰りの会
・掃除の時間
・集団登校、集団下校
・強制的な部活動
・学校の節目ごとのセレモニー(入学式・卒業式)
・GCSE義務教育の修了試験(教育成果の証明)
などなど、国の文化が違うとはいえ、どうやら教育状況が根本的に違うようでした。
ちなみに子ども達は3時頃下校だそうです。また、不登校や引きこもりの子ども達の数もとても少なく、自尊心や幸福度は高いそうです。
また後日追記します。
興味をひかれる話を聞くと、自分の目で見たくてたまらなくなるのが性分でして;
あーーー、見たい。見たくてたまらない。
イギリスに行って学校の様子を学びたい。
そしていいところをめいいっぱい取り入れたい。。
経済力があれば、見学させてくださいと頼み込んで、来月にでも飛んでいくのですが。
とりあえず、自分の10年以内に実現させたいリストに追加ーーー。
日本「みんな一生懸命やっている、だからあなたも一生懸命やりなさい」
というのに対して、
イギリス「あなたは一生懸命にやっている、それでいいじゃない」
という「個」を重んじる考え方。
また、小さい頃から、自分は何が得意か、何に興味があって、将来何をしたいのか、など常に考える機会を与えられている点が、「学校を卒業すればいい」という日本のシステムとの大きな違いのひとつかと。
日本の、九州の、宮崎の、市町村の、権力を持った人たちが、イギリスを真似てじゃああとプラス2年、義務教育を伸ばしさえすれば、日本だって子ども達に自立を促せる、という浅い結論に至るのではなく、もっと本質的な、変化、改革にたどり着いていただけることを希望します。
現在の日本の教育事情を憂いでいるだけでは、しょうがない。
批判したり、文句を言うだけなら簡単。だれだってできる。
草の根運動ではありますが、まずは目の前の、一握りの子ども達から!
池に小石をぽちゃんと投げるとそこから水の輪っかが広がっていきますよね。
現在の状況で戦い、小石を投げ続けている県内の先生方。
ぜひそれぞれの持ち場で、小石を投げ続けましょう!!
中からの働きかけ、外からの働きかけ、このふたつがうまく合わされば、宮崎の子ども達を一層ひっぱり上げられると信じています。
コンプライアンスや枠組み、指導要領にとらわれない柔軟性を求めて、現在フリーとして活動しています。そうするにあたって、もちろん弊害やデメリットも多々ありますが、いいものは素早く、積極的に取り入れられる「新鮮さ」が強みのひとつです。
それでは、宮崎の小さな小さな英語専門教室でお待ちしてます♪
ひらがなを読むように英語を読んでみない?
いまの学校英語は、一番大事なフォニックスを教えていません。
これは、ひらがなを教えずに本をいきなり読ませるようなものです。
記憶に頼らざるを得ません。
これでは子どもたちの負担は大きい、英語嫌いを作る要因になっています。
私自身、真剣に英語を学び始めたのは高校を卒業後でして、
胸を張れることではありませんが、学校での英語の授業が大嫌いでした。
英語がお好きなんですね、と誤解されると今でも鳥肌が立ちます。
長くなるのでまた別の機会に。
当教室では、五感を活用して学習するジョリーフォニックスを導入し、
自分の力で英語を読む力を育てています!
手応えがある学習法に、子ども達は目を輝かせながらめきめきと力を付けていきます。
もともと学習困難者向けに作られたプログラムでもあり、とても読み書きが学びやすい内容になっています。
幼児でも読み書きが学びやすい内容です。
むしろ、真っ白なら真っ白ほどいいです!
中学生に上がってしまうと、どうしてもカチカチの学校英語が邪魔してしまいますので;
体を動かすことが大好きな子ども達にはうってつけです。
なんといってもいまは情報社会!!
私がこれ以上駄文をだらだら書き連ねるより、一度「ジョリーフォニックス」と検索をかけてみたほうが早いかもしれません。汗
全国で、ジョリーフォニックスを導入しているスクールがたくさん見つかり、
いかに効果があるのか、熱意を持った先生方や家庭で取り入れているお母さんが上手にわかりやすく書かれているページがたくさん見つかると思います。
情報は、自分でかき集める時代です。
あちらから、ころん、と転がってくるものではありません。
とはいうものの、百聞は一見にしかず!!!!
一見のパワフルさは、百件の記事に及びませんので、ぜひ一度体感してください!
宮崎の小さな小さな英語専門教室でお待ちしてます♪
タイムワーーーーープ!
君の名は。、本能寺ホテル、トドメのキスetc.と最近流行りのタイムワープで、さっそく私達も古代に飛び、萌え萌え銅鏡チョコを作ってまいりました。
宮崎には、やまもり、古墳があるのをご存知でしょうか。
ぽこぽこぽこぽこ…
西都市西都原古墳群には、ここだけで300ちょっともあるんです。
何千年前の墓地!!!きゃーーーー!コワーーー!!!
のはずなのに、ここはすごく清められているような澄んだ空気をしています。
予約していたワークショップに参加するため、久々に西都原考古博物館へ行ってきました。2月なので、チョコレートを古代鏡の型に流し入れ、冷やし固めるというラブリーな内容です。
古代鏡は、故郷がら多少なじみがあります。
古代鏡について簡単に説明があり、当時のピカピカ鏡のレプリカをみんなでまわしましたが、
ナント、、、顔映るという衝撃!!!!!
鏡じゃん!!!!!
ずーーーっと疑問だったんですよね。社会の資料集の鏡。学校の粘土レプリカ。
「鏡」っていうくせに、どこがどう鏡なんだ!!!と。
普段目にしていたのは、ぶんちんみたいで重いし、浅黒いし。カビはえてるみたいに青いし。
作業が一通りおわり、固めている間に学芸員の方が博物館の中を簡単に案内してくれました。
学芸員さんから、
丸々ときれいな状態で発掘されるよりも、破片で発掘される場合が多いのですが、
それはなぜでしょうかー???タララララララーン
という問いかけが。脳内でふしぎ発見風のBGM流れまくった。
私的には、勝ったものが力を見せつけるために、負けた方の宝物を持ち主の目の前で破壊したからとか思いました。でも全然違って、心のひとしくん人形はぼっしゅーと~。
正解は、古代鏡は当時の最先端技術でできており、とても貴重なものだったので、功績を挙げた部下?にほうびに割って分け与えていたそうです。
え…納得いかない…
こんなかけらもらってうれしいのか…テンション上がるのか?!と展示してある青々した破片を見て思いましたが、
当時はピカピカピカー!だったということをすっかり忘れていました。
さび落として磨いて当時のピカピカの状態で展示して欲しい !(=_= )
法律で、発掘された状態を維持しなきゃだめだと決まっているそうです。
復元しちゃだめなんだってー!OMG
でも、あんなにきれいな模様付きまんまる鏡を、(しかも当時は錆びてなくてほんと、ピッカピカ)思い切ってバリリリンと割るなんて、もったいなくないですか???きっと躊躇したケチケチ貴族?もいたはず。
社会の資料集に出てくるような、ザ・鐘の形をした大きな鐘の紹介があったのですが、
いつどういうときに鳴らしたのか諸説あってわからないとのこと。
金属音が当時珍しかったので、めったなことでは鳴らさなかったのではないか説、祭りのときに鳴らす説、危機がせまったとき鳴らす説、鳴らさないで飾る節、いろいろあるそうです。
減るもんじゃないし、もったいぶらずに積極的に鳴らしてほしいけど。
例えば、朝の合図に毎朝鳴らしてほしい!それで起きたい!
音はばっちり大きかったけど、やっぱり結構な重さだったし、
音鳴らし係がもし月1なんかで回ってきたら、ツラいなー。
とか想像しつつ、ふと思いました。
これが古代史のおもしろさか?!?!ガーーーン。
すっきりしたいけど、答えは想像次第というか、テンションあがる!
自分が無知なぶん、なおさら想像に拍車がかかっておもしろかったです。
(funnyじゃなくてinterestingのほう)
もっともっと専門家さんのお話を聞きたくなりました。
完成したさんかくぶちしんじゅうきょうチョコはこちら。
大きくて食べごたえ抜群です♡
Happy Varentain's Day♡
好奇心や興味、関心こそが、子どものときだけでなく、大人になっても豊かな日々を送るエネルギーになるよ!ということを教室では伝えているので、体現できるよう、
自分自身こそ、自分のアンテナに忠実にいたいなと思います。
さあ来い、2020!
2020年といえば、やはり思い浮かべるのは東京オリンピック。
サーフィンの聖地として海外でもものすごーーーく評価の高い宮崎の波は、その種目の開催地にもってこいだと思うのですが。
さて、その2020年度に小学3年生から英語が『授業』として導入されます。
幼い頃から英語に触れる時間が増えるのは、大賛成!でうらやましいのですが、手放しでは喜べないのが、現状です。
方針や指導要領から、中学生でやることを4年前倒すだけの印象を受けました。
「コミュニケーションの道具としての英語を育てる」ことを掲げていますが、
これでは、英語嫌いを増産させる気が…
好奇心をつぶしてしまう気が…
いろいろな考え方があると思いますので、あくまで私個人の意見です。
教室では、たとえば、
How are you?
に対しての返事をたくさん使います。
が、小学校では、How are you? = I'm fine.らしく、
I'm good.もI'm wonderful. もI'm not so good.もI'm hungry.も認められない。
英会話教室あるあるなのですが、
学校帰りの子どもたちは無意識にI'm fine.しか返事をしなくなってしまう…
このように、現在ですら生徒の英語がこりかたまっているな、と感じることがあるので、
小学校英語が増やされる2020年以降は、そう感じることが増えるかもしれません。
手を差し伸べられる数とご縁には限りがありますので、
せめて目の前にいる教室に通ってきてくれている子どもたちの
かっちかちの英語と心を、やわらかくほぐす
学校で英語嫌いになるのを予防する、なってしまった子の気持ちをひっくり返す
ほぐしてほぐして柔らかくして、
バランスのよい生きた英語力を、育ててあげられたらと思っています。
謹賀新年☆2018
あけましておめでとうございます!
皆様にとって2018年がますます実りの多い一年になりますように。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
フットワークを軽く vs 地に足付けて、の両立は可能か
「お父さんから電話があって10分くらい遅れる!ごめん!」
久しぶりに会うオーストラリア人の友人と待ち合わせをしていたら、彼女からラインが入った。
彼女と彼女の夫が到着してよくよく話を聞くと、父親に急かされて飛行機のチケットを予約していたと言う。
来週から急きょスリランカに行ってくる、そうです。ガーン
在日外国人と付き合っていると、「寝耳に水」ということわざがぴったりはまる状況が多々あるので、びっくり箱みたいで面白い。
旅行、移住関係で、今までで一番衝撃的だったのは、急に仕事を辞めると言いだし、その3日後シンガポールかどっかに引っ越してしまった知人。しかもファミリーで。
私からすれば、荷造り、携帯、水道、ネット、アパートの引き払いなどの手続き、チケットの手配、考えるだけでげんなりするような雑務を思うと、最低でも2週間~は欲しいところだ。
自分が母国にいるならまだしも、勝手の違う異国にいて、さらに異国への移動。
当時、話を聞いて彼らの無責任さに呆れたが、
(日本では退職ってたしか遅くとも2週間前に伝えるのがルールでは…)
それ以上に彼らが3日で本当にそれを成して、実際去ってしまったことに驚愕した。
話を戻すと、スリランカに行くのは2回目で、今回は1ヶ月ほど行くそうで、クリスマス、年越しは向こう、帰りのチケットは現地で様子を見ながら取ると話していた。
荷造り急がなきゃだね、というのがやっとだった。
彼らの感覚からしたら、一か月って2泊3日程度の感覚なんだろうか。
スリランカって、宮崎から福岡程度の感覚なんだろうか。
もしかしたらスマホと財布だけポケットに入れて、手ぶらで行くのかもしれない。
うーん。行きそう。
年中暖かい、暑い場所らしいし。
現地のアボガドは巨大でクリーミーで、とってもおいしいらしい。
パッションフルーツも相当おいしいらしい。
宮崎に戻ったら
Let's do some catch up again!(また近況報告しよう)という話になっているので
彼らの体験談、未踏の地の話を聞けるのを楽しみにしている。
やっぱり「本人」の経験話ほど、面白い話はない。
他人の体験談、ゴシップ話、ネットで拾った話...
お酒のアテはいろいろあるが、ネットやSNSが発達しているからこそ
話者の熱や息づかい、感情のこもった生の話は面白いなあと思う。
はたしてこの一か月で、スリランカ話に引けを取らない話のネタができるのか。
だけどまあ、最悪何もなかったとしても、「餅を焼いて食べた」
という話だけで彼女は目をキラキラさせて話を聞いてくれるだろう。
とりあえず、いかにいい感じに餅を焼いたか、しっかり形容する言葉を探しておこうと思う。