紹介本◆英語以前に身に付けたいこと
一部抜粋
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いかに国内派でも、「自分には関係ないことだ」と目をつむり、耳をふさいでいても、世界の動きから離れて暮らすことはできなくなっている
グローバル化というのは、一部の人の問題でなく、普通の人の問題であり、
国際的な素養や常識を持つことは、現代人におけるサバイバル技術の一つ
国際化が最も進んでいるのは情報の世界
メディアである新聞や雑誌は毎日のように外国の情報を大きく伝え、
テレビは世界中の事件や政治家の動向、芸術、芸能活動、暮らしや風景の映像を映す
アメリカのカタログショッピングの企業のコールセンターがインドにあるように、
企業はこうした情報を使って、世界中で一番人件費の安い国でモノやサービスを生産し、一番需要の多い市場に提供している
フェイスブックやツイッターなどのような新しいコミュニケーションツールを使って
どこの国の人であれ、知りたい人の経歴や現在の活動を知ることもできるようになった
インターネットは国境を無くし、同時に言葉の壁もどんどん低くなっている
自分は海外には行かないから、英語を使う仕事をしないから英語は勉強しなくてもいい、という言い訳は通用しない時代である
自分は一つの道に飛び抜けて秀でた人材を目指すのではなく、
自分が持っているそれなりの能力や強みを総動員して、誰でもない独自の世界をつくることを目指しましょう
英語力はその時に必要な2つ目の能力と考えるべき
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新しい環境に柔軟に適応していける心身のたくましさ、コミュニケーション力、そして自信を持って他人に語れる知識など、英語力以外の重要性が書かれています。マナーや笑顔や思いやりは、世界に通用するとても大切な要素だということを再確認。中学生、高校生から、子育て中のお母さんや社会人の方にもおすすめの一冊です。「英語を話せる」ことが珍しくない時代はもう目の前です。やはり、肝心なのは「こころ」「人間性」、それに英語力をプラスして、ワールドサイズの魅力的な人間に^^