タイムワーーーーープ!
君の名は。、本能寺ホテル、トドメのキスetc.と最近流行りのタイムワープで、さっそく私達も古代に飛び、萌え萌え銅鏡チョコを作ってまいりました。
宮崎には、やまもり、古墳があるのをご存知でしょうか。
ぽこぽこぽこぽこ…
西都市西都原古墳群には、ここだけで300ちょっともあるんです。
何千年前の墓地!!!きゃーーーー!コワーーー!!!
のはずなのに、ここはすごく清められているような澄んだ空気をしています。
予約していたワークショップに参加するため、久々に西都原考古博物館へ行ってきました。2月なので、チョコレートを古代鏡の型に流し入れ、冷やし固めるというラブリーな内容です。
古代鏡は、故郷がら多少なじみがあります。
古代鏡について簡単に説明があり、当時のピカピカ鏡のレプリカをみんなでまわしましたが、
ナント、、、顔映るという衝撃!!!!!
鏡じゃん!!!!!
ずーーーっと疑問だったんですよね。社会の資料集の鏡。学校の粘土レプリカ。
「鏡」っていうくせに、どこがどう鏡なんだ!!!と。
普段目にしていたのは、ぶんちんみたいで重いし、浅黒いし。カビはえてるみたいに青いし。
作業が一通りおわり、固めている間に学芸員の方が博物館の中を簡単に案内してくれました。
学芸員さんから、
丸々ときれいな状態で発掘されるよりも、破片で発掘される場合が多いのですが、
それはなぜでしょうかー???タララララララーン
という問いかけが。脳内でふしぎ発見風のBGM流れまくった。
私的には、勝ったものが力を見せつけるために、負けた方の宝物を持ち主の目の前で破壊したからとか思いました。でも全然違って、心のひとしくん人形はぼっしゅーと~。
正解は、古代鏡は当時の最先端技術でできており、とても貴重なものだったので、功績を挙げた部下?にほうびに割って分け与えていたそうです。
え…納得いかない…
こんなかけらもらってうれしいのか…テンション上がるのか?!と展示してある青々した破片を見て思いましたが、
当時はピカピカピカー!だったということをすっかり忘れていました。
さび落として磨いて当時のピカピカの状態で展示して欲しい !(=_= )
法律で、発掘された状態を維持しなきゃだめだと決まっているそうです。
復元しちゃだめなんだってー!OMG
でも、あんなにきれいな模様付きまんまる鏡を、(しかも当時は錆びてなくてほんと、ピッカピカ)思い切ってバリリリンと割るなんて、もったいなくないですか???きっと躊躇したケチケチ貴族?もいたはず。
社会の資料集に出てくるような、ザ・鐘の形をした大きな鐘の紹介があったのですが、
いつどういうときに鳴らしたのか諸説あってわからないとのこと。
金属音が当時珍しかったので、めったなことでは鳴らさなかったのではないか説、祭りのときに鳴らす説、危機がせまったとき鳴らす説、鳴らさないで飾る節、いろいろあるそうです。
減るもんじゃないし、もったいぶらずに積極的に鳴らしてほしいけど。
例えば、朝の合図に毎朝鳴らしてほしい!それで起きたい!
音はばっちり大きかったけど、やっぱり結構な重さだったし、
音鳴らし係がもし月1なんかで回ってきたら、ツラいなー。
とか想像しつつ、ふと思いました。
これが古代史のおもしろさか?!?!ガーーーン。
すっきりしたいけど、答えは想像次第というか、テンションあがる!
自分が無知なぶん、なおさら想像に拍車がかかっておもしろかったです。
(funnyじゃなくてinterestingのほう)
もっともっと専門家さんのお話を聞きたくなりました。
完成したさんかくぶちしんじゅうきょうチョコはこちら。
大きくて食べごたえ抜群です♡
Happy Varentain's Day♡
好奇心や興味、関心こそが、子どものときだけでなく、大人になっても豊かな日々を送るエネルギーになるよ!ということを教室では伝えているので、体現できるよう、
自分自身こそ、自分のアンテナに忠実にいたいなと思います。