さあ来い、2020!
2020年といえば、やはり思い浮かべるのは東京オリンピック。
サーフィンの聖地として海外でもものすごーーーく評価の高い宮崎の波は、その種目の開催地にもってこいだと思うのですが。
さて、その2020年度に小学3年生から英語が『授業』として導入されます。
幼い頃から英語に触れる時間が増えるのは、大賛成!でうらやましいのですが、手放しでは喜べないのが、現状です。
方針や指導要領から、中学生でやることを4年前倒すだけの印象を受けました。
「コミュニケーションの道具としての英語を育てる」ことを掲げていますが、
これでは、英語嫌いを増産させる気が…
好奇心をつぶしてしまう気が…
いろいろな考え方があると思いますので、あくまで私個人の意見です。
教室では、たとえば、
How are you?
に対しての返事をたくさん使います。
が、小学校では、How are you? = I'm fine.らしく、
I'm good.もI'm wonderful. もI'm not so good.もI'm hungry.も認められない。
英会話教室あるあるなのですが、
学校帰りの子どもたちは無意識にI'm fine.しか返事をしなくなってしまう…
このように、現在ですら生徒の英語がこりかたまっているな、と感じることがあるので、
小学校英語が増やされる2020年以降は、そう感じることが増えるかもしれません。
手を差し伸べられる数とご縁には限りがありますので、
せめて目の前にいる教室に通ってきてくれている子どもたちの
かっちかちの英語と心を、やわらかくほぐす
学校で英語嫌いになるのを予防する、なってしまった子の気持ちをひっくり返す
ほぐしてほぐして柔らかくして、
バランスのよい生きた英語力を、育ててあげられたらと思っています。